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横浜中華街スペシャルリポートVol.2

横浜中華街スペシャルリポートVol.2「横浜中華街で2012春節・祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)」

2012年1月29日(日)、横浜中華街で2012春節を祝う「祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)」が行われました。祝舞遊行は、色鮮やかな皇帝衣装・民族衣装をまとった衣装隊や、獅子舞・龍舞などのパフォーマンスが繰り広げる荘厳で華やかな祝賀パレードです。その総勢は100人以上におよび、中華街全域を2時間近くかけて練り歩きます。当日は天候にも恵まれ、中華街の沿道は何十万人もの観客で埋め尽くされました。

身支度を整えて、凛々しい「大臣」に変身!
初めてのメイクにドキドキ
初めてのメイクにドキドキ

皇帝、皇后、皇太子、皇太子妃、仕女、大臣の衣装をまとった10名編成の皇帝衣装隊には、中華街の地元の方や一般の方がボランティアで参加。今回はその「大臣役」として、パレードに参加する機会をいただきました。もちろんパレード出演は初体験。こんなチャンスは滅多にありませんから、パレードを盛り上げながら大いに楽しみたいところです。

強面の皇帝と皇太子
強面の皇帝と皇太子

当日、衣装隊の支度はパレードスタートの2時間ほど前から始まりました。
まず、京劇などの化粧を手がけるプロのメイクさんに、大臣のメイクを施してもらいます。化粧をするのは初めてでしたので、自分がどんな顔になるのか、ちょっとドキドキです。「意外と肌がキレイですね」なんてメイクさんに言われながら、顔の一部を白塗りにされ、下唇の両脇に牙を描かれ、あれよあれよという間にキョンシー風(?)の表情に……。鏡を見るとまるで別人のようで、なんとも不思議な気分です。ちなみに、皇帝役や皇太子役の方々は顔全面を真っ赤に塗られ、迫力満点の強面になっていました。 

まさに両手に花!
まさに両手に花!

メイクが済むと大臣の衣装に着替えます。胸元に鮮やかな刺繍が入った長丈の上衣、カラフルなストライプ模様のズボン、羽の入った帽子を身に付け、手に扇子を持って準備完了。衣装は見えない部分にもさまざまな意匠が凝らされ、見た目以上にずっしりとしています。 こうして先ほどまでジーンズ姿だった一般男子が、凛々しいイデタチの大臣に変身! あとは笑顔と愛嬌があればバッチリです。

公園前を埋め尽くす人波
公園前を埋め尽くす人波

身支度を整えた衣装隊は、パレードスタート地点の山下町公園へ。そこで、他の出演キャストや獅子舞・龍舞のメンバーとともに記念写真におさまり、皆さんと談笑しながら出番を待ちます。「背筋をピンと伸ばして、堂々と歩いて」「観客の皆さんに笑顔で応えて」「頑張ってね」などなど、周りのスタッフからも指示や激励の言葉が飛んできます。

そうしているうちに、公園前の関帝廟通りには観客の皆さんが続々と押し寄せ、あっという間にあふれるほどの人波でびっしりと埋め尽くされてしまいました。パレード開始時刻が近づくにつれ、私たちキャストのテンションもどんどん高まっていきます。


観客の皆さんとともに大いに盛り上がったパレード
出演者全員で記念撮影
出演者全員で記念撮影

そしていよいよ14時、威勢よく響き渡る爆竹の音を合図に、新年を祝う盛大なパレードがスタートしました。山下町公園から関帝廟通りに出ると、沿道で待ち構える観客の皆さんの歓声に包まれ、一気に緊張が高まります。当日はかなり気温が低かったのですが、寒風を吹き飛ばす大歓声と熱気に気分が高揚して、ほとんど寒さを感じませんでした。

気分はすっかり大臣に
気分はすっかり大臣に

と同時に、パレードでは自分に向かって無数のカメラが向けられます。こんな経験は生まれて初めてですし、まさに人気者になった気分。一生のうちに撮られる写真の80%以上を、このパレードで撮り切られてしまった感じです(笑)。自分もすっかり大臣になりきってポーズを決め、カメラマンに向かって手を振りながら笑顔で応えました。 また、沿道から「うわぁ~、こっちを見て」と声をかけられたり、子どもたちに「あの人、面白い顔してるよ~!」と笑われたり……観客の皆さんが大いに楽しんでいる様子を目にすると、こちらもますます盛り上がって楽しい気分になってきます。

皇帝皇后
人力車に乗った皇帝と皇后

こうして、山下町公園を出発した行列は、関帝廟通りから福建路、西門通り、中華街大通り、南門シルクロードを経て関帝廟通りに戻り、終点の山下町公園へと向かいました。とにかく、どこもかしこもあふれんばかりの人・人・人! 最後のゴールまで大きな歓声と拍手に包まれながら、華々しくフィナーレを迎えました。
道中、重い衣装を着て緊張して歩いていたせいか、ゴール後は身体的な疲れを多少感じましたが、心地よい疲労感と充実感でいっぱいでした。何よりも、観客の皆さんが自分を見て笑顔になるのが嬉しくて、大きな手応えと感動を覚えました。
そして、中華街へ来てくれた人たちに楽しい思い出を作ってもらいたい……そんな思いを中華街の皆さんとひとつにして、イベントを盛り上げるお手伝いができたことを心から嬉しく思います。もちろん自分自身にとっても、思い出に残る最高に素晴らしい一日となりました。機会があれば、ぜひまた参加させていただきたいですね!


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