
このコーナーでは、横浜中華街発展会協同組合の理事として、中華街の街づくりやイベントに携わる地元の皆さんの声をリレースタイルでお届けします。
横浜中華街発のファッションブランド「ROUROU(ロウロウ)」代表取締役で、発展会教育研修広報部・部長の石河 陽一郎(いしかわ よういちろう)さんに、広報部での様々な活動や、中華街の“街と人”に対する思いを語っていただきました。
私は5年ほど前に発展会の理事に就き、一昨年からは教育研修広報部の部長を務めております。この部署では、横浜中華街を総合的にプロモーションする様々な広報活動を行っています。もちろん、いま皆さんがご覧になっている横浜中華街公式サイトやメールマガジンも、私たち広報部で企画制作・運営しています。さらに、各種広報物の企画制作、国内外へのメディアリリース、各メディアの取材対応など、その活動は多岐に渡ります。
こうして、この街の魅力や様々な取り組みを広く発信することで、たくさんの方に中華街へ来ていただきたい。そして、一度ならず何度でも来街して、中華街をもっともっと楽しんでいただきたい……そんな思いで、日々の活動に携わっています。 特に、公式サイトやメールマガジンの企画制作においては、どうすれば魅力的な情報を皆さんへお届けできるのか、常に頭の中で考えを巡らせています。毎週発信するメルマガの情報や特集記事、サイトの画面構成やコンテンツ展開など、ミーティングのたびにスタッフ同士で意見を出し合い、時には行き詰まりながらも?(笑)知恵を振り絞って考えています。
また、今の時代、より多くの方へ効果的に情報発信するためには、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を積極的に活用することも重要です。皆さんもご存知の通り、中華街では昨年11月、公式サイトにフェイスブックとツイッターのページを開設しました。これにより、中華街各店からのおすすめ情報や、皆さんからのクチコミ&コメント情報なども広く発信され、より身近でタイムリーな中華街情報が共有できるようになりました。
現在、中華街のフェイスブックには50店舗以上が参加し、1300人を超えるファンがいます。皆さんから予想以上にたくさんのコメントが寄せられ、開設に尽力してきた自分としても本当に嬉しく思います。これからも、中華街とユーザー同士の交流を深め、中華街をディープに楽しむためのソーシャルツールとして、その輪が広まることを期待しています。
さらに今後は、皆さんからのコメントや投稿をもとに、より魅力的なサービスやサイト展開などの新企画も計画しています。各店のファンページへの書き込みや「いいね!」「つぶやき」など、たくさんのコメント・投稿をお待ちしております!
ところで、私が横浜中華街に自社ブランドのショップをオープンさせたのは、2000年12月のことです。実を言うと、私はこの街に生まれ育ったわけでもなく、知り合いがいたわけでもなく、それまで中華街とは何の縁もありませんでした。
ただ、店をオープンする場所を探していた時、中華街のこの場所を偶然見つけて、「ウチのブランドコンセプトにぴったりなロケーションだ!」とピンときたんです。そんな経緯で、自分と中華街との関わりが始まり、現在に至ったというわけです。こうして、中華街は自分にとって原点・スタートとなる大切な場所となりました。
また、中華街の“外の人間”だった自分を、街の仲間として温かく迎え入れてくれた地元の皆さんには、本当に心から感謝しています。この街の懐の深さに、改めて感じ入るばかりです。 特に、発展会の理事となってからは、他店オーナーの方々との接点も増え、ビジネスの面でもいろいろと勉強させていただきました。と同時に、中華街に生まれ育った方たちの街に対する情熱に触れ、自分のアイデンティティーというものに今一度気づかされることも多々あります。
だからこそ、この街の皆さんと共に中華街を盛り上げながら、ここに住む人たちにとっても、ここで商売する人たちにとっても、ここを訪れるお客様にとっても、いろいろな意味で良い環境を作っていきたい。そのために何よりも大切なのは、“続けること”だと私は思っています。街づくりでもショップの経営でも、日々の一歩を積み重ねながら、そのブランドを維持・継続していくことが、お客様の信用やブランド価値を高めることにつながると実感しているからです。この“継続こそ力”というビジョンのもと、「ROUROU」という自社ブランドとともに、横浜中華街というブランドの信用と価値を築いていきたいと思います。
中華街大通りにオープンした話題の新スポット「横浜博覧館」の魅力を丸ごと一挙にご紹介 もっと読む
中華街とともに媽祖廟の伝統文化を継承 もっと読む
春節フォトコンテストの審査結果発表されました もっと読む