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ウフフな、横浜中華街。

ウフフな、横浜中華街。

カップルに、家族連れ、女子会グループや、おじさん集団も! まるで横浜中華街に吸い寄せられたかのようにやってきて、ウロウロ、キョロキョロ。そうそう、なんかここには、なんかある気がするのです。ライター・千谷文子もいろいろ発見してきました♪

第24回

2016/12/28

意外に知らない、中華料理のマナー

年末年始、中華料理を円卓で囲む機会もあるのではないでしょうか。いざお店に着いたものの……ワタシはどこに座るべき? ターンテーブルはどっち回し? 料理はどうやって取り分けたらスマート? レンゲの使い方は? とアタフタすることも。そこで今回は、中華料理マナーのいろはを教わってきました。

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その他

ローズホテル横浜(ろーずほてるよこはま)

Q席次のルールはあるの?
A主賓は入口から一番離れた席へご案内

訪れたホテルには、重慶飯店新館の他、個室や畳敷きなどに円卓席があり、アドバイスを求めれば、その場で必要な中華料理のマナーを教えてもらえます。本日の先生は、料飲部 宴会サービス課の小室秀和さんです。

早速、インプットしたいのが席次。「まずは入口がどこにあるか確認してください。そして主賓の方は入口から一番離れた席にご案内し、ホスト役の方は入口に近い席に座りましょう」と小室さん。

個室の入口から撮影。ワタシが座っているのが、入口から一番遠い主賓席①。そこから数字順のように交互に座るのが一般的だけれど、ホスト役が主賓の隣り②の席に座ることもあるそうです。

Q食器はどう使い分ける?
A取り皿は一品につき一皿、器は持ち上げない

席に着くと、取り皿、その上にナプキン、汁物用の清湯(ちんたん)ボール、箸、レンゲが用意されていました。

左端の器が取り皿。「取り皿は一つの料理に一枚ずつ。味が混ざらないよう、遠慮せずに使ってください。取り皿は持ち上げないのもマナーです。真ん中の清湯ボールやグラスは持ち上げてもいいんですよ」。
こちらのホテルでは、日本風に箸を手前に配置していますが、中国では右側に縦に置くそうです。
ナプキンは膝の上へ。西洋のマナーと同様に、折り目をお腹側にします。
口を拭くときは、内側で。ナプキンを元通りたためば、汚れた部分を隠すことができます。

Qターンテーブルはどっちに回す?
A時計回り

実は、円卓のターンテーブルは日本発祥なんですって! 「昭和初期、都内にある結婚式場の創業者が開発したんですよ」と小室さん。華僑の人たちが「これはイイ!」と本国にも広まったのだそう。そのターンテーブル、回転方向は時計回りが正解です。

ターンテーブルにのせるのは、料理とお茶の急須のみ。食べ終わったお皿やコップをのせてはいけません。遠くにある料理を食べたいときは、立ち上がらずに、ターンテーブルを回して目の前に料理を移動させること。「でも、食べたい料理が左手すぐのところにある場合は、わざわざ1周させなくても、ちょっと反時計周りさせればOKです」。

Q料理を上手に取るコツは?
Aサーバースプーンですくい、サーバーフォークで押さえる

中華料理のコースは一汁四菜(前菜・主菜3~4品・主食・点心)が基本で、全部で8~9品です。まずはお酒のつまみにもなり、食欲をそそる前菜からスタート。「前菜はすべて食べきらなくても、料理と料理の間の箸休めにつまんでもいいんですよ」。続いて魚料理、肉料理の炒め物、揚げ物、煮物など主菜が並び→炒飯など主食→スープ→点心という流れ。スープは洋食のように前菜の次に供されることもあります。

またフカヒレやツバメの巣など高級食材のメインディッシュは、コース序盤に出されることも多いそう。途中退席する人のために、あるいは終盤だとお腹いっぱいになってしまうという配慮から。

さて、これらの料理を取り分けるのがサーバースプーン&サーバーフォーク。片手にもって使いこなせたらスマートだけれど、これはプロの技。「両手を使って1本ずつ持ち、サーバースプーンで料理をすくい、サーバーフォークで押さえながら取り皿に移しましょう」。

サーバースプーンを器のようにして、大皿から料理を取って移動し…
取り皿まで運んできたら、フォークでお皿に移せば美しい振る舞いに
おいしくいただいた最後の一口が、どうも食べにくいときって、ありますよね。取り皿は持ち上げられないし、顔をテーブルにくっつけるわけにはいかないし…。そんなときは、取り皿を少し手前に傾けましょう。「中国ではすべて平らげてしまうと、ホストに“足りなかったのでは…”と気にさせてしまうことから、料理を残すマナーがあります。ですから食べにくいときは、少し残しておいてもいいんです」。

Q麺類のスマートな食べ方は?
Aレンゲを正しく持って、汁を飛ばさない

円卓のコース料理ではあまり見かけない麺ものですが、せっかくなので麺類のスマートな食べ方も教わりました。

利き手に箸を持って麺をすくい、もう片方の手にレンゲを持って、小さな器代わりにして汁が飛び散らないように。レンゲの柄の溝に、人差し指を当てるのが正しい持ち方です。で、「ズズズッー」と豪快に食べたワタシに小室さん。「おいしそうですね〜。でも日本式ではなく、中国式は音は立てない方がスマートなんです」とニッコリ。最後にどんぶりを両手で持ってスープを飲み干すのは、恥ずかしいことではないそうですよ。

「中国の人たちは、食をとても大切にしています。ただお腹いっぱいになれば良しではなく、薬膳を意識して体にいいものを選んでいます。そしてもう一つ大事にしているのが、角の無い丸いテーブルを囲んで同席した人と楽しく過ごすこと」と小室さん。

大事なのは人と過ごす時間なんですね。マナーは、周囲に不快感を与えないようにする思いやり。あまり堅苦しく考えず、会話を弾ませて、円卓中華を楽しみましょう。

サインは蓋で「お湯くださーい」

陶器の急須の場合、外からお湯の量が見えないので、蓋でサインを出します。ターンテーブルに急須をのせて、蓋をひっくり返したり、蓋をちょっとずらしたり。サービスマンが気づいてすぐにお湯を注いでくれます。

千谷'sメモ

みんなが心地よい食卓は、思いやりのマナーがあってこそ

当コラムのライターさん

ライター千谷文子

ちだにあやこ/夫が横浜出身というだけで白羽の矢が。40代後半戦、ワクワク探しの好奇心は衰えず。愛犬との散歩で鍛えた健脚で、横浜中華街を歩き倒します!

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