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WITH MY CHINA TOWN

自分なりの横浜愛をかたちにした作品

―日野さんと横浜といえば、09年にミニアルバムとして、次いで12年に曲数を増やしたプレミアムバージョンとしてリリースされた名盤「横浜フォール・イン・ラブ」のことが忘れられません。

日野:ありがとうございます(笑)。あれは横浜の開港150周年に合わせて、横浜が大好きという自分なりの思いを音楽作品にしたものなんです。

―日野美歌さんといえば、やはり演歌の人というイメージが強いと思います。しかし本作では、アコギだけ、トロンボーンだけというようなシンプルな構成で、昔の歌謡曲をボサノバ風に、あるいはジャズ風にアレンジされていますね。しかも、プロデュースは日野さんご自身。

日野:ええ、初めてのセルフプロデュースです。

―制作はどのようなコンセプトで進められたのですか?

日野:横浜というと、私はパッとブルースやジャズの曲が頭に浮かぶんです。そういう曲に、日本語の歌詞をはめ込んでみようと考えたのが始まりです。バーが好きなので、そういうお店でも流してもらえるような、飲みながら体を揺らせて、音楽がお酒の中に入ってくれるような世界観を作りたいと思いました。

―ところでプレミアムバージョンはメジャーの日本コロムビアからですが、最初のミニアルバムはインディーズで出されていますよね。

日野:そうなんです。ですから、自分が本当に作りたいものを出そうと思って。完成したときは、すごくうれしかったですね。横浜に飲みに行くときは必ずCDを持っていきましたから(笑)。それで、ほかのお客さんやマスターに聴いてもらっていたんです。

―反応はいかがでしたか?

日野:ありがたいことに、たくさんのお店で「いいよ、これ」って。

―わかる気がします。音が押し付けがましくないというか、スッと心に入ってくるような曲ばかりです。

日野:しかもお店の方が「置いていってよ」と言ってくださるんです。だから5枚くらい置かせてもらって。それが全部売れてしまうと「また持ってきてよ」という電話がかかってきて(笑)。その繰り返しで100枚くらい売れてしまったお店もあったんです。

―良いお話ですね。ファンとの距離感が近いというか、それこそインディーズならでは。

日野:そうですね。そういう感じが不思議なくらい楽しかったです(笑)。

理想の世界が目の前にあるような感じ

日野:じつは私、中華街にも似たようなものを感じるんですよね。

―似たようなもの、というのは?

日野:なんていうのかな、そこにいる人たちの絆みたいなもの。たとえば突風で看板が壊れたりすると、周りの人が「大丈夫?」と寄ってきてくれるような。みんなが一緒に助けあって生きている感じがするんです。

―なるほど。日本の昭和初期、古き良き下町感覚みたいな。

日野:こういう風であってほしいという理想の世界って、誰にでもあるじゃないですか。中華街に来ると、私にとってのそれが現実にあるように感じられるんです。

―確かに、働いている人たちの国籍は関係ないというような結束の強さは、中華街ならではかもしれませんね。

日野:そう! やっぱり一番大事なのは、人と人との信頼関係や繋がり。ときどき、世の中の政治も少しは中華街のあり方を見習えばいいのに、な~んて思いますね(笑)。

(取材・撮影/若林尚 文・構成/藤原均)


ニューシングル「知覧の桜」

日本コロムビアよりリ4月22日リリース
作詞/歌凛 作曲:編曲/馬飼野康二
COCA-17010 / 定価¥1,204+税

「あの日の桜今も そこで咲いてますか・・・」
戦後70年、儚く散った命に誓う平和への祈りの歌です。


MIKA NOVA vol.4美歌の場

第4回 日野美歌[公式]配信番組

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Profile

日野美歌(ひのみか)

[生年月日] 1962年12月21日
[出身地] 神奈川県鎌倉市
[趣味] 桜を愛でる事・ウォ―キング・居酒屋探訪

[オフィシャルサイト 桜かふぇ]
http://sakura-cafe.com/
[日本コロムビア]
http://columbia.jp

1982年4月25日テイチクレコードより「私のあなた」でデビュー。
同年12月リリース「氷雨」が大ヒット。
1983年大晦日NHK「第34回紅白歌合戦」初出場。
1986年デュエットソング
「男と女のラブゲーム」(w/葵司郎)が大ヒット。

2005年25年間在籍していた所属事務所から一時移籍、現在個人事務所
(有)桜カフェとして自身でプロデュース活動を行う。

ジャンルに囚われない人の心根に息づく普遍的な歌の世界を目指す。

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