
北京は歴史上、長い期間、政治・経済・文化の中心でした。そのため中国各地から食材と名コックが集まり、また、漢族の他に蒙古族や満州族などが都としたため、各民族の飲食が影響し合い、清朝末には、「宮廷料理」、「役所料理」、回教徒の「清真料理」「山東料理」を柱とした今日の北京料理ができました。
以前は味のこってりしたものが多かったのですが、近年は清、鮮、香、の方に変わりつつありあます。北京料理といってすぐに頭に浮かぶのが「北京ダック」。水あめを塗って焼かれたアヒルの皮は、ぱりっとして香ばしく独特の味わいです。一緒に食べるネギも北京の特産物のひとつです。
また北京は小麦の産地の華北地区に位置するため、饅頭や餅、餃子、春巻きなども得意です。さらに宮廷料理にふさわしい豪華な飾り野菜も、その出来映えに思わずため息が出る芸術品です。
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