
揚子江の上流、四川省で発達した料理です。四川は盆地のため暑さ寒さが厳しく、疫病の防止や毒消しなどのため、香辛料を多く用いるようになったといわれます。
このように四川料理は、素材の豊富さもさることながら、五味八珍といわれる巧みな味付けに長けた料理です。四川料理の料理人は、調理法のなかでも調味の技術に秀で、各種の香味野菜や香辛料を組み合わせて、実に複雑な味を作り出す名人なのです。
「麻」という中国山椒の痺れるような味や「辣」という唐辛子の辛さなど、ひとつの料理に30~40種類もの調味料や香辛料を使うというから驚きです。代表料理の麻婆豆腐やエビのチリソースはおなじみ。ただ辛いというだけでなく、実に風味豊かで複雑な味わいの四川料理。横浜中華街では、ほとんどの店が好みの辛さに調節するので、遠慮なく注文してください。
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