観光ガイドGUIDE
主な通り名紹介
2025年5月27日
横浜中華街は、日本最大級の中華街として知られ、東西南北の門を中心に広がる街並みには、さまざまな表情を持つ通りが縦横に伸びています。朝陽門から朱雀門まで続く「中華街大通り」は、きらびやかな中華レストランやお土産店が建ち並ぶメインストリートで、初めての訪問者にも親しみやすい中華街の顔とも言える通りです。一方、「上海路」「福建路」「香港路」など、通りの名前には中国各地の地名が冠されており、それぞれの文化的背景や街の雰囲気を反映した店や看板が立ち並び、まるで中国各地を旅するかのような楽しさを味わえます。
また、「市場通り」や「関帝廟通り」など、地元の人々に長く親しまれてきた通りでは、ローカルな味わいや歴史的な風情も色濃く残り、観光地としてだけではない“暮らしの中の中華街”の一面を垣間見ることができます。賑やかさと静けさ、華やかさと素朴さが交錯するこの街の通りを歩けば、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。中華街をより深く味わうには、各通りの個性に触れることが、その第一歩です。