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橫濵中華街「2024端午節」
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旧暦5月5日(2024年は6月10日)の「端午節」(たんごせつ)は、「春節」「中秋節」と並ぶ中国三大伝統節句のひとつです。これは戦国時代、楚の政治家であり詩人であった屈原(くつげん)が国を憂いて身を投げた川、汨羅江(べきらこう)にちまきを投げ入れて供養したことに始まっています。
これにあわせて、横浜中華街では6月5日(水)~6月30日(日)に横濵中華街「2024端午節」を開催!「端午節」に欠かせないちまきを特集いたします。期間中は各店自慢のオリジナルちまきをお楽しみください。(※こちらで紹介したお店以外でも横浜中華街の“ちまき”をお楽しみいただけます。)
端午節とは
端午節は中国発祥といわれ、旧暦5月5日の節句です。端午節の起源については諸説あるため、現代において起源を断定することは困難ですが、永い時代を経てもなお、人々に受け継がれている中国の伝統文化であることには変わりありません。5月の夏至の時期は急に蒸し暑くなるため、昔は疫病が流行り、亡くなる人が多かったそうです。疫病退散願望や厄除けなどの願いも込められた端午節は、2000 年以上も前から伝承する中国の三大節句(春節、端午節、中秋節)の一つです。端午節の習慣は色々伝えられています。粽を食べるのはもちろん、災厄退散を願い家の門に門神の札を貼る。赤・青・黄・白・黒の5色の糸で作った魔よけの飾りを子供の腕に巻く。色つきの糸で編んだ網の中にゆで卵を入れた首飾りを子供につける。虎のように丈夫に育つよう、男の子の額に雄黄(石黄)と呼ばれる黄色い顔料で王の字を書く。また、5月に花期を迎える菖蒲は、端午節には重要な植物です。特に葉は、昔から薬草や漢方薬として使われています。厄を祓う習慣として、菖蒲湯に入る、菖蒲の葉を地面に叩きつける、家の軒下に吊るす、枕の下に敷いて寝る等が伝えられています。さらに、菖蒲の葉や多種の薬草を小袋に入れた物を「香包」と呼び、 厄除けとして身に着ける、車に飾るなどの風習もあります。そして、端午の節句に欠かせない食べ物が「ちまき」です。ちまき作りは、端午節近くなると笹の葉の香りがそこかしこから漂う風物詩といえます。主な材料としてはもち米を水に浸し、そのまま、または味を付け、具を加えて竹や蓮等の葉で包んで蒸したり茹でたりして食べます。地方により色々な形・味・具・包み方があります。形は正四面体や直方体、円錐形など色々あります。具として知られているのは、チャーシューなどの味付け調理済みの肉、鶏肉や月餅にも入れられる塩玉子、ナツメ、栗、小豆餡などです。
横濵中華街「2024端午節」“ちまきフォトキャンペーン”
横浜中華街発展会公式SNSアカウントをフォローし、「#横浜中華街2024端午節」をつけて、下記の対象店舗で購入した“ちまき”写真を投稿していただいた方に抽選で5名様に横浜中華街の約150店でご利用いただけます「横濵中華街クーポン」(¥2,000相当)をプレゼントいたします。なお当選者は厳正なる抽選のうえ決定し、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
■応募期間:2024年6月5日(水)~2024年6月23日(日)
■応募方法:横浜中華街公式SNS(X・Instagram・facebook)いずれかをフォロー。対象店舗で購入した“ちまき”画像とともに、フォローしたSNSにて「#横浜中華街2024端午節」をつけて投稿。
■賞品:「横濵中華街クーポン」(¥2,000相当)※賞品は予告なく変更する場合がございます。また、発送先は日本国内に限ります。
「横濵中華街クーポン」の利用可能店舗はコチラ
ちまき特集
店舗一覧(五十音順)
鑫福隆
豚肉ちまき
300円(税込)
期間通年
豚の角煮、しいたけ、タケノコ、オイスターが入ったちまきです。
栗ちまき
550円(税込)
期間通年
栗、もち米、豚肉、干しエビ、緑豆が入ったちまきです。
澤園
澤園特製肉ちまき
660円(税込)
期間6/5~6/30
具材の出汁が染みわたった弾力あるもち米、大きな豚の角煮、香ばしい干しエビ、ふっくらとした栗とピーナッツのそれぞれ違った食感が楽しめます。
盛華
手作りチャーシュー入り中華ちまき
550円(税込)
期間通年
手作りチャーシューが入った大きなちまきです。干しエビ、干し貝柱、干ししいたけの乾物の旨みとたけのこ、人参の野菜の旨みが餅米に詰まった絶品!ミネラルが豊富に入ったミネラル水とトランス脂脂肪酸ゼロの健康に良いココナッツオイルを使っています。
桃源邨 本店
蓮の実入り蓮の葉包み粽
600円(税込)
期間通年
溜まり醤油で味付けした、豚肉・干し椎茸・干しエビ等、具が小刻みに食べやすく、ふっくらモチモチのモチ米が美味しいですが、蓮の実もホクホクして疲労回復効果があります。
同發本館
瑶柱咸肉粽(同發特製ちまき)
1100円(税込)
期間6/5~6/30
名物の皮付き豚バラ肉の焼物と家鴨の塩漬け卵を小豆と干し貝柱を混ぜ込んだもち米の中に入れ、笹の葉で包み込んだ自慢の逸品です。
南粤美食
南粤ちまき
1200円(税込)
期間6/5~6/30
でかい!重い!横浜中華街の「南粤ちまき」竹の皮を開くとたっぷりの赤豆、さらに割ると塩卵に豚肉がごろごろと。そして何といっても貝柱がふんだんに入っている。オンライン注文でも販売中!今年は3種のちまきをご用意しております。
翡翠楼 本店
広東風五目チマキ
580円(税込)
期間6/5~6/30
干しエビと豚の角煮と椎茸の旨味を存分に吸ったもち米を竹の皮で包んだ昔ながらのちまきです。端午節の時期にだけ一つ一つ丁寧に作り販売しております。
萬珍樓売店 中華街大通店
鶏ちまき(2個入り)
900円(税込)
期間6/5~6/9
熱々なもち米の粘り、食欲をそそる椎茸と干しえびの香り、ゴロゴロとした鶏肉に、ほどばしるエキス。小さいサイズの2個入りです。
あずき八宝ちまき(1個)
450円(税込)
期間6/5~6/9
小豆、蓮の実、ナツメ、クコの実を混ぜ込んだもち米にあずき餡を包んで炊き上げた甘いちまき。端午節限定商品です。
蓮の葉ちまき(1個)
540円(税込)
期間6/5~6/9
香り豊かな蓮の葉で包んだ萬珍樓オリジナルちまきをご家庭で味わえる一品です。
蓮香園 新館
台湾ちまき
660円(税込)
期間通年
1つ1つの工程を丁寧に仕込み、蓮香園の母が昔からの作り方を忠実に守りながら包みました。冷蔵・冷凍ともにご用意しました!是非この機会に台湾本場のちまきを堪能してください。
2024端午節ちまきパネル展示
「端午節」の由来や色々な種類のちまきをパネルにて紹介いたします。
場所 | 九龍陳列窓 |
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住所 | 横浜市中区山下町240 [Google MAP] |
実施期間 | 2024年6月3日(月)~6月30日(日) |