横浜中華街

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WITH MY CHINA TOWN

言語を超えて、日本語ラップで世界と繋がる。

ー日本語でラップをする中で、大切にしていることは何ですか?

Leon: 地元柄、周りにハーフとか多くて、その影響でヒップホップが好きになりました。最初は英語の曲が好きになって、周りの奴は英語が喋れるし、俺は話せないから「俺は日本語でやろう」って思って。でも日本語のラップがダセーと言われて。ラッパーになってから「外国人でも、カッコいいって言われるラップを作るぞ」って普通にそれは目標として置いていて。言葉が違うけどリズムいいやんみたいな。そこはヒップホップの基礎基本。俺の中のルールでありますね。

ー様々な国のアーティストとコラボしていますね。

Leon:中国の成都出身のグループ、ハイヤー・ブラザーズのMelo・Psy.Pとコラボしましたね。中国語のヒップホップまじで好きです。やってることもかっこいいし。メロディ・フロー絶対に熱い感じで伝わるから。熱いラップが好きですね。それから、AK THE SAVIOR、ニューヨーク出身のアーティストです。高校生くらいから好きで、たまたま日本のスタジオで会って「お前いいやん」って展開になって、今年春に一緒に制作したEPをリリースしました。今一番のお気に入りの力作EPです。

ー豊富なボキャブラリー。言葉はどこから生まれてくるのでしょうか。

Leon:普段の会話とかかな~今は悲しい気持ちだわ、って時には『悲しい気持ちの時は、どういう風に自分の悲しさを表現できるか』をいつも考えています。結構時間かけてやっています。言葉の域を広めていきたいと思っていますね。一曲作るのに同じ言葉を繰り返し使わない、など言葉選びには気を使います。バイブス?!その日次第って感じもあるんですけど。それこそ「Bounce」は、歌詞は30分で出来上がって。そんな曲もあるし、2週間くらいずっと同じ曲に取り掛かってきた曲もあるし、その日の気分によりますね。

横浜中華街は、当たり前の存在

ー最初のリリース曲「GUN SHOT」のMVに横浜中華街が登場していますね。

Leon:中華街は、フッドだから。自分がよく行くところで撮りたかったんですよ。だからもう真っ先に選んだのが、中華街・山下公園・元町。最初から決めていました。

ーMVの撮影地に選んだ中華街ですが、横浜中華街を一言で表現すると?

Leon:生まれた時からずっととなりにいる妹のような存在で『当たり前にそこにあるもの』中学校の通学路だし、週に何回通っているかわからないくらいの街。中華街に住んでいる同級生も多いし。中学校の帰り道、まだ駄菓子屋とたこ焼き屋があった時の小公園(山下町公園)で遊んでいましたね。高校生になると、中華街の雑貨屋さんでバイトもしたし。観光客と地元の人を見分けられる技も身に付きました!

ー中華街の近くにいたことは、何か影響はしていますか?

Leon:影響受けまくりです。中学校が結構国際的だった。中国人の友達もたくさんいたし、脳みそに差別とかそういう概念がない。それは前々から感じていることですね。今の自分を作り出したのは、この街が影響している。色んな国の人、色んな人種がいることを理解しているし。

ー中華街を若者にアピールするとしたら、どう伝えますか?

Leon:「デートで来い!」ですね。中華街はデートの定番。食べ歩き、焼き小籠包は必ず食べるし。自分も中華街でデートしましたよ。ここノルゲもいい感じのバーじゃないですか。女の子を誘って格好つけられる。

Leonさんが注文した一杯は、スコットランドのクラフトブルワリー、ブリュードッグの「INDIE(インディ)」【1,000円(税込)】

音楽は、全て経験から。

ーLeonさんが大切にしている音作りの基本はなんでしょう。

Leon:うまい奴はいるけど、俺は俺なりの色を出してやっていきたい。韻の踏み方とか、ライムの基本みたいなものがあって、同じライムを続ければリズムがもっと軽快になるとか、そういうところをもっと深く研究していきたいと思っていて。そこは結構気にしてやっています。

ーこいつはヤバい!と思う同世代のラッパーを教えて下さい。

Leon:ずっと一緒に切磋琢磨しながらバチバチにやってる同じ横浜の仲間、SANTAWORLDVIEW。それからralph。藤沢出身のLEX。今はこの3人ですね。

ー今後、新しいスタイルを追求したりもしますか?

Leon:感情を色々出していこうって考えています。ガツガツしたスタイルを今までやってきたんですけど、なんかまあそうじゃなくて、メロディーが入っていたり、そういうことにも挑戦したいので。まだまだ進化していくと思います。

ーありがとうございました。

取材、文/MAYA 撮影/伊藤 司

BAR NORGE

ノルウェー国旗が目印の『BAR NORGE』。船内をイメージした店内は、落ち着いた雰囲気で、静かな時が流れています。年代物のジュークボックスや、レコードがあるおしゃれなバーで、あなただけの一杯を是非見つけて下さい。ご予算やお客様のご気分に合わせて、経験豊かなバーテンダーが心を込めて提供致します。 店舗詳細ページへ

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Profile

Leon Fanourakis(レオン・ファノラキス)

「第8回高校生ラップ選手権」(2015年)と「ラップスタア誕生!シーズン2」(2018年)で優勝した経験を持つラッパー。母親はR&Bやロックのシンガー、父親はDJ、ドラム、ギターなど楽器全般ができるという音楽家族に生まれる。14歳の時にはラップをはじめ、ラップキャリア1年目にして2014年の「横浜レゲエ祭」出演を賭けた「ROAD TO 横浜レゲエ祭@横浜ベイホール」に唯一のラッパーとして出場した。2018年の春にEP「BEAT TO DEATH」をリリース。同じ年にANARCHYが立ち上げた新たな音楽レーベル、1%(ワンパーセント)と契約を結んだ。2019年6月7日には自身のファーストアルバム「CHIMAIRA」(キマイラ)をリリースし、8月に渋谷WWWで開催されたワンマンライブはソールドアウト。2020年4月3日にはニューヨーク出身の人気ラップデュオ「The Underachievers」からAK THE SAVIOR(エーケー・ザ・セービアー)と初の日米コラボEP「FLATBU$H ¥EN」(フラットブッシュ・イェン)を配信した。日本語ラップを世界に向けて発信したい野望を持つLeon Fanourakisの今後の活動はこれからも注目。
twitter: @leonfanourakis
instagram: @leonfanourakis

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