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ウフフな、横浜中華街。

ウフフな、横浜中華街。

カップルに、家族連れ、女子会グループや、おじさん集団も! まるで横浜中華街に吸い寄せられたかのようにやってきて、ウロウロ、キョロキョロ。そうそう、なんかここには、なんかある気がするのです。ライター・千谷文子もいろいろ発見してきました♪

第30回

2017/07/14

激辛、麻(マー)&辣(ラー)の赤い夏

激辛ファンはもとより、「ピリ辛は好きだけど、激辛に興味なし」というスタンダードな味覚の持ち主にもお届けしたい、真っ赤なメニュー。過激な見た目にビビって手を出さないのはもったいない! 私も初体験の激辛中華は、いずれも激ウマでした。

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中華料理

一楽(いちらく)

2種の唐辛子が描く、複雑な辛みの世界

まず、見てください。灼熱の『激辛!麻辣麺』(920円・税別)。皆さん、目の前に供されたら、どう思いますか?

私は「マジカヨ…」って思いました。辛いものは好きだけど、わざわざ「激辛」と名の付く料理を注文したことはありません。メニューには「商品の特性上“辛さ控えめ”のご注文は承れません」なんって但し書きまで…。
恐る恐る、香りから。ハードな見た目からは想像しなかった旨みが、鼻をくすぐります。むせる感じではなさそう。「上にのっている唐辛子などは先に取った方が食べやすいですよ」と教わり、赤いものを取り出すと…
ご覧の通り。細長い唐辛子に、ホオズキのような丸みのある唐辛子がゴロゴロ。シナモン、八角も…。
勇気がいるグルメ取材です。ところが、いざ口に運ぶと、香辛料の複雑な味わいにグングンはまっていきました。舌はジリジリ細かくしびれる感覚。でも箸は止まらないほど「美味しい」のです。自分でもビックリ、完食!

四川料理には、6種類の辛味がある

「実は女性のリピーター率も高いメニューなんですよ」と料理長の小俣さん。鋭い辛さの細い唐辛子と、柔らかい辛さの丸い唐辛子、朝天辣椒(チョウテンラージャオ)の2種類を使うことで、複雑な味わいを演出しているのだそう。

メニュー名の“麻辣”とは、辛さのこと。四川料理の辛さは大きく分けると、中国山椒の花椒(ホアジャオ)を使ったしびれる辛さ〈麻・マー〉と、唐辛子のヒリヒリする辛さ〈辣・ラー〉に大別。

さらに6種の辛さ表現があり
① しびれと辛みを持つ〈麻辣・マーラー〉。まさにこれが食した『激辛!麻辣麺』
② 花椒と唐辛子の香りが強く、少し辛い〈香辣・シャンラー〉
③ 〈煳辣・フーラー〉は、唐辛子をよく炒めて焦げた香りを出したもの
④ 〈糟辣・ザオラー〉は、糟漬けした唐辛子の辛さがあり
⑤ 酸っぱ辛いのは〈酸辣・スアンラー〉
⑥ そして、刺すようなとげとげしい辛さのある生の青唐辛子を使った〈鮮辣・シェンラー〉

①から⑤までは干した唐辛子を使うそう。干し唐辛子は若干の甘みがあり、生では出せない香りが出るのが特徴なんですって。奥深いですね〜。

さて四川料理店を訪れたら「香辣(シャンラー)のメニューをお願いします」なんて、注文の仕方もアリ。当店で香辣と言えば、『マダコの四川唐辛子炒め』1200 円(税別)が出てきます。ピリッとスパイシーで香りを楽しめますよ。

ちなみに、『激辛!麻辣麺』の“ワタシ辛さ指数”は星4つ【★★★★☆】でした

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中華料理

景徳鎮(けいとくちん)

話題のファイティング麻辣湯麺!

激辛ファンを虜にしている『四川激辛そば(麻辣湯麺)』があると噂を聞きやってきた、市場通りにあるお店です。メニューを見ると、数あるメニューの中でたった3つだけ、『四川激辛そば』と『四川麻婆豆腐』『牛肉の薄切り山椒辛子煮』のみに激辛マークがついていました…。再び勇気を出して、注文! 女性の店員さんは「私も大好きですよ〜」とニッコリ。

行儀が悪いけれど…顔を近づけてクンクン…
「ヤバイ」とは、こういう時にピッタリの言葉。香辛料の香りに顔が包み込まれました〜!
『四川激辛そば(麻辣湯麺)』1000円(税別)。 一口目、むせた。喉を通り抜ける細麺は、香辛料を爆発させているかのよう。〈麻・マー〉がすごい!舌がしびれて鼻の奥がツーン!
でもでも、旨味が凝縮されていてメチャメチャ美味しいのです。激辛というか、激シビレ。胃袋は「もっともっと」と欲します。後半は頭もクラクラで、“ワタシ辛さ指数”は5つ星の満点【★★★★★】。

ところが、どうでしょう。お店を出る頃には口の中はリセットされて、全身に爽やかな風が吹いていました。
3
中華料理

福満園本店(ふくまんえんほんてん)

麻婆豆腐に次ぐ、四川の定番おかず

続いて訪れたのは、「横濱中華街フードフェスティバル 美食節」で数々の賞を受賞している名店。中心から少し離れているけれど、本場四川の味を求めて常連さんがやってきます。

当店では、ご飯のおかずを注文しました。
麻婆豆腐に次ぐ四川を代表する料理『牛肉の薄切り山椒辛子煮(水煮牛肉)』1900円(税別)です。柔らかな牛肉、キクラゲ、白菜、シメジ、もやしなどを調理し、最後に唐辛子と油をたっぷり掛けた一皿。見た目は赤い油のお風呂だけれど、不思議なことに胸焼けしません。
ご飯がどんどん進みます。メニューには「麻と辣で煮込んだ激辛スープが特徴」とありますが、「麻は控えめなので、辛さの表現は辣だね」と店員さん。“ワタシ辛さ指数”は星4つ【★★★★☆】
四川といえば麻婆豆腐を注文しがちだけど、ぜひメイン料理に『水煮牛肉』を選んでみてください。外せない美味しさです。
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お菓子・お土産

江戸清 本店(えどせい ほんてん)

お土産にもオススメ、季節限定の激辛まん

「中身が2倍 美味しさ3倍」のキャッチフレーズで、横浜中華街の代名詞ともいえる当店。明治27年に精肉店として創業し、今ではブタまんが看板商品に。『黒毛和牛すき焼きまん』、『クルミ入黒ゴマあんまん』など13〜15種ラインナップしています。いただいたのは、夏季限定『激辛ラー油まん』500円(税込)。
ハバネロパウダー入りの皮に包まれた、ボリューム満点の具は、国産豚のウデ肉ミンチとバラ肉角切りに、当店特製の麻辣油入り食べるラー油を混ぜたもの。具にもハバネロパウダーが入っているけれど、ほど良い辛さでビールのお供に最適。お土産にもオススメです!
“ワタシ辛さ指数”は星2つ【★★☆☆☆】

四川の本格豆板醤で
黒い麻婆豆腐を作ろう

中華食品を扱う老舗、源豊行本店のNO1人気が、四川省の郫県(ぴーしぇん)郡で作られた『郫県豆板醤』。黒っぽい本格的な麻婆豆腐を、家庭で作ることができます。白いご飯にのせたり、冷やしたキューリに付けて食べたり。ラー油代わりにもどうぞ。520円(税込)

千谷'sメモ

きっと大丈夫。肩の力を抜いて激辛を注文しましょう♪

当コラムのライターさん

ライター千谷文子

ちだにあやこ/夫が横浜出身というだけで白羽の矢が。40代後半戦、ワクワク探しの好奇心は衰えず。愛犬との散歩で鍛えた健脚で、横浜中華街を歩き倒します!

見落としそうなマメ情報

横浜中華街Check Memo

盛夏の散策は
涼しい軒先でクールダウン

軒先で、冷たい霧のシャワーを出しているお店が何店舗かあります。「はぁ涼しい〜」と立ち止まって霧を浴びて、クールダウン。冷たいスイーツも一緒に召し上がれ♪

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