特集FEATURE
ウフフな、横浜中華街。
カップルに、家族連れ、女子会グループや、おじさん集団も! まるで横浜中華街に吸い寄せられたかのようにやってきて、ウロウロ、キョロキョロ。そうそう、なんかここには、なんかある気がするのです。ライター・千谷文子もいろいろ発見してきました♪
AD
2019/02/15
専門店の看板メニュー
一つのジャンルを極めた、“専門店”の看板メニューをご紹介。キーワードは「お粥」「麺」「コーヒー」「台湾茶」「パクチー」「北京ダック」「餃子」。6坪のミニ店舗から行列ができる老舗、ランチにビジネスマンで賑わう店、女性リピーターが多いなど、その表情も豊かに全7つの”極み”が登場します。
お粥専門店の美しい『牛肚粥(モツかゆ)』
週末は朝から行列ができる、おなじみのお粥の老舗。広東省出身の初代・謝甜さんが1951年に開業。お米・丸ごと親鶏・乾燥牡蠣・貝柱を水に入れて出汁を取りつつ炊く、南方系ならではの旨みたっぷりのお粥です。創業当時のレシピを、3代目が受け継いでいます。ちなみに北方系は日本のお粥のようにシンプルで、ザーサイなどをトッピングし味付けするのが特徴だそう。

モツは横浜食肉市場発の「ハマモツ」。その上質を知っているお客さんは、葱とあえた『モツ皿』、『モツの野菜炒め』などもオーダーするそうですよ。

世界市場5%、スペシャルティコーヒー専門店
「まるでワインのようにさまざまな香りの、『スペシャルティコーヒー』というものがあります。中にはフルーツみを感じられるものも」とオーナーの田村英治さん。『スペシャルティコーヒー』とは、世界市場に5%しか出回らない希少なもの。その専門店がこちらです。




麺専門店のイチオシは『タンタンメン』
世が豚骨ブームに湧いている時に、逆行し“サッパリ”を求めたスープを完成。国産の丸鶏とガラで旨みを、モミジ(鶏の足)でゼラチンを取った透明なスープをベースに、麺メニューを常時13種スタンバイ。



前菜からメインまでパクチー料理7種
市場通りにある広東料理のお店。海鮮ものが豊富で、おこげの五目あんかけなども人気ですが、注目したいのはパクチー料理。


『台湾凍頂烏龍茶』の老舗専門店







自家製北京ダックを気軽にどうぞ
中国では、アヒルを直火で焼いた料理を烤鴨(カオヤー)、焼鴨(シャオヤー)といいます。15世紀には宮廷料理に採用されたといわれ、北京ダックとして進化した今では中国のみならず、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイなどでもおなじみ。各国に、中国で焼かれた北京ダックが輸出されています。そんな中、当店では全て自家製。店頭には、冷蔵庫で3日間乾燥中のアヒルが並んでいました。



看板メニューは羽付き『大連焼餃子』



奥にあるのは『香味ニンニクたれ』200円(税別)。パンチが効いて、お酒の席でプラスしてもいいですね。深夜まで営業しているので、野球観戦の帰りにぜひどうぞ!
千谷'sメモ
“極めた世界”をのぞいてみよう!
AD
当コラムのライターさん

ライター千谷文子
ちだにあやこ/夫が横浜出身というだけで白羽の矢が。40代後半戦、ワクワク探しの好奇心は衰えず。愛犬との散歩で鍛えた健脚で、横浜中華街を歩き倒します!
横浜中華街Check Memo
取材ネタ募集中
横浜中華街のことで調べて欲しいこと何でもかんでも大大大募集!!
当コラムでは、横浜中華街について調べて欲しいことを募集しております。応募の中から、ライター千谷があなたに代わって取材し、当コラムで掲載します。以下の応募メールアドレス宛に、メールタイトルを「ウフフな、横浜中華街係」と記載し、ペンネーム及び調べて欲しいことをできる限り具体的に記載して、ご応募ください。
- 応募先メールアドレス
- column@chinatown.or.jp